DroidKaigi 2018に参加しました(DAY.02)

DAY.02

Day.01からの続き(まとめるのに随分時間かかったなぁ。。

tsuyosh.hatenablog.com

Anko試食会

凄くシンプルに書けるんだけどlayout xmlを調整してくれるデザイナーとの分業はどうすればいいかなぁと感じました。View Componentを上手く切り取って分担していく形になるのかな🤔

Elastic Team Building

弊社は小さい会社で大体エンジニアは1人かたまに2人という体制なのですが、だんだん人がいないと辛いなーという状況になってきているのでチームビルディングについて知りたくて参加。

初期のチーム構成が似ていて親しみを感じたがそこからいきなり優秀な外国人エンジニアを大量採用していて勢いを感じましたw サバイバルフェーズ、成長フェーズ、自己組織化フェーズの3つのフェーズがあり、おそらく3つのフェーズを行き来しながら最終的には自己組織化フェーズに安定させるのがゴールなのかなと感じました。

あとコミュニケーションがクローズドな場所で行われる傾向なのもあるあるだなと感じました。 オープンな場所に持ち込んでいく努力は常に必要。

会議も何が目的なのか? 会議の場でなければダメなのか? を常に考える必要がある。(耳の痛い話だ... 弊社はよく進捗確認のために会議を開きがちなのだけれども進捗を適切に管理するツールで情報共有できていれば別に会議は必要ないしなぁ...

参考に挙げられていた早速Elastic Leadershipを買ったので読もうと思います。

エラスティックリーダーシップ ―自己組織化チームの育て方

エラスティックリーダーシップ ―自己組織化チームの育て方

ランチ🍱

会場でお昼ごはんを食べていると横の席でChetとRomainが他の参加者に混じってランチを食べていたのでびっくりw 写真

How Android Rendering Works to Provide Pixels on the Screen Faster than You Can Read this Sentence

Google I/OなどでおなじみのChet HaaseとRomain GuyがDroidKaigiにやってくるということで参加。 AndroidのViewが画面上に描画されるまでのステップを説明するセッションでした。

内容的にはAndroidを支える技術Iの内容に近く、あーちゃんと読んで予習しておけばよかったと後悔(´・ω・`)

Androidを支える技術〈I〉──60fpsを達成するモダンなGUIシステム (WEB+DB PRESS plus)

Support LibraryのDownloadable FontsやEmojiCompatに対応したアプリを作ろう

takahiromさんによるDownloadable FontsやEmojiCompatのセッション。

特にEmojiCompatは下のTogetterのまとめのように古い機種だと新しい絵文字が表示できない問題が目立ち始めているので気になるところ。

CalligraphyからFontリソースに移行するためのライブラリを独自に作っちゃうところがすごい。

あと僕がpotatotipで発表したときの記事が参考文献に挙がってたのが地味に嬉しくてセッション後に挨拶に行きましたw

Android案件の見積もりに現れる要素、あるいは丁寧に埋設された地雷たち

eaglesakuraさんのセッション内容どこかで見たことがあるなぁと思ってたんですがQiitaでバズってた記事を書いていた人だったのを後で知りました。

とくにiOS版が既にある(または開発が先行している)場合やチーム開発での想定外はあるあるすぎて頷くしかない。

あと、個人的にはライセンスをリーガル部門に確認してもらうのでOSSリストを出してってのが意外と面倒でした。 だってSupport LibraryとかConstraint LayoutってGithubにあるOSSライブラリのようにライセンス表記がページに載ってないので(どうせApache Licenseだろとは思ってても)第三者に説明しづらいんですよ(みんなどうやって説明してるんだろう。。。。

ConstraintLayout, now and future

英語セッションだし内容も難易度が高かったですがConstraintSetは試したくなってきたしもうすぐ出る1.1の新機能(Barriers, Groups, Placeholder, Circular Constraint!)やさらに先の2.0に向けての予定も聞けて良かったです。

セッション後に質問をしにいったのですが英語力なさすぎて理解できずに辛かったので来年までにはなんとかしたい(´・ω・`)

HTTPS通信の基本からNetwork Security Configurationまで

証明書Pinningとか知らなかったので勉強になりました。証明書の運用を考慮しないといけないが是非入れてみたい。

コードで見るFlutterアプリの実装

終盤だんだん疲れてきたのかTweetしなくなってきてたw Flutterは去年のGDG Tokyoでの発表を聞いていて、View部分をDartで実装したのがFlutterという認識でこれ実戦投入できるかなぁと様子見でした。

今回こにふぁーさんはFlutterでiOS版のDroidKaigiアプリを出していたので試しに会社のiPhoneにインストールしてみたら結構サクサク動いてる。 しかもボタンを押した時にマテリアルデザインのripple effectもちゃんと機能してる! Flutterの標準Widget群は結構整備されている印象でした。

開発環境はIntelliJでできてホットリロードも早いらしい。。あとデバッグができるかは聞きそびれた...(´・ω・`)

あとAndroidエンジニアから見たときにApple神の審査は大変そうだなと感じました。ただ、Google Playも突然BANしたりしますけどねw

Gradleプラグインを作って開発効率を改善しよう

speakerdeck.com

Deploygateのtnjさんのセッション。ニッチだけどカスタムのGradle Pluginって使いこなせれば生産性上がるんじゃないかなと思って聞きに行きました。 Step by Stepで最終的にpluginとして公開するまで書かれていてとてもわかり易かったです。

二日間を振り返って

脳みそがいっぱいいっぱいになった二日間でした。これから色々見返して実践していきたいと思いました。 他に見に行きたいセッションは沢山あったんですが幸いYouTubeで公開してくれるということなので楽しみに待ちたいと思います。

運営については毎年規模が増えていく中でも各所に改善があるのはすごいーと感じました。 ひつじさんや他の運営スタッフの皆さんのDroidKaigiへの情熱には頭が下がります。blogの記事も色々拝見しました。 また来年も参加したいです。できれば培った知見をDroidKaigiで還元(発表)できたらいいなーと思いました。